【スケートボード(スケボー)・コンプリートセットの選び方】とにかくこだわりたい編

【スケートボード(スケボー)・コンプリートセットの選び方】とにかくこだわりたい編

以前、【初心者の方へ:スケートボード(スケボー)の選び方】デザインもこだわりたい編 という記事を書きましたが、コストを抑え、デッキも選べるセットとして、当店でも多くのお客様がこの組み立て方でスケートボードを手に入れています。


  • ですが、今回は、更にこだわって自分好みの1台を組み立てたいという方へ向けた【スケートボードの選び方】を説明します。

スケートボード(スケボー)はすごく単純な構造で出来てます。自転車などと比較するとパーツ数も半分以下です。デッキ、トラック、ウィール、ベアリング、デッキテープ、ボルト……この6つのパーツで1台が組み上げられます。プロスケーター達はたったこれだけのパーツでとんでもない所から飛んだりします。恐ろしいです。(ちなみに上記写真は25段の階段を飛んでいます)

そう考えると、ひとつひとつのパーツのクオリティーが大事になります。耐久性、スピード、軽さなど、、、

流石にプロと同じことをするのは気が引けると思うので、せめてセッティングだけでもプロ仕様にしちゃいましょう。ということで、順にご説明致します。


■ 1. DECK(デッキ)を選ぶ

スケートボード スケボー デッキ

まずはデッキです。デッキのサイズは沢山あり、どれにしたらよいか迷います。当店では男性/女性/子供に分けて、それぞれ以下のサイズをお勧めしております。

【男性へのお勧めデッキサイズ】
7.7~8.0 / 多少大きめ(8.125、8.25)でも問題ありません。

【女性へのお勧めデッキサイズ】
7.5~7.8 / 大きくなるにつれて重くなるので、7.75前後のサイズがお勧めです。

【子供へのお勧めデッキサイズ】
7.3~7.5 / 身長150cm前後
7.0~7.3 / 身長130cm前後
6.7~7.0 / 身長100cm前後

サイズはあくまでも目安なのであまり深く考えなくても大丈夫です。気に入ったデザインの板に乗るのが重要です。テンションが上がって乗る回数が増えて上達が早くなります。(スタッフ経験談)上記のサイズを目安にして、気に入ったデッキを選びましょう。

当店で扱っているデッキは全てプロ仕様ですので、安心してお選び下さい。
常時、約800枚ほどの在庫があるので、サイズで絞って探すのがお勧めです。絞込み機能をお使い下さい。


【初心者の方へ:スケートボード(スケボー)の選び方】 関連ブログ

【スケートボードのデッキ・名称 / 選び方】はこちら


■ 2. TRUCK(トラック)を選ぶ

skateboard skate truck スケートボード スケボー トラック

続いてトラックです。実は最初のスケートボード完成品(コンプリートセット)で最も重要と言ってもいいのがトラックです。グラインドというトリックをしない限り、ほとんど交換のタイミングがないので初めての場合は長く使う事が多いです。

安さにこだわり、ノーブランドのもの(格安量販店などで販売されているようなトラック)を使用すると早々に壊れたり、後々部分的にパーツを交換したくても出来ないという問題が発生することもありますのでご注意下さい。当店で扱うトラックは全て歴史のあるブランドのものになり、全てのデッキに取り付け可能です。

トラックはブランドにより乗り心地が変わりますが、初心者用というものはないです。各ブランドの特徴を参考にして下さい。軽いセットアップにしたい方は各ブランドの軽量モデルをチェックして下さい。


【初心者の方へ:スケートボード(スケボー)の選び方】 関連ブログ

【トラックの軽さランキング】 はこちら


トラックブランドの特徴

まず全体的なトラックの特徴、そして各トラックブランドごとの特徴をご説明します。

●車高

高いほど、オーリー時に板が立ち上がり、擦り上げ易い。可動域できる領域も広い。
低いほど、テールが当たるタイミングが早い為、軽くテールが叩ける。低重心で安定感がある。

●重量

重いほど、デッキを叩いた後、空中でのブレが少ない。安定感がある。
軽いほど、デッキの弾き心地が軽く、早く立ち上がる。

●可動域

深いほど、深く沈み込み、小回りがきく。体勢が崩れても身体についてくる。
浅いほど、動く範囲が狭い為、ブレにくくトリックに入りやすい。

※ブランドにより 【LO】 と 【HI】 のタイプがあり、それぞれ高さが異なります。
※すべてベーシックなスタンダードモデルで比較してます。


【VENTURE】 “安定感のあるセッティングで組みたい方”

LO・車高:高 ◎◎◎◉◎ 低 重量:重 ◎◉◎◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◎◎◉ 浅
HI・車高:高 ◎◎◉◎◎ 低 重量:重 ◎◎◉◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◎◉◎ 浅

VENTURE

可動域が狭く沈み込みが少ない為、ブレが少なく安定感がある。クイックな動きには対応せず、小回りが効きにくい。

軽量モデル 《 V LIGHTS / V HOLLOW LIGHTS 》


【THUNDER】 “程よい安定感と軽さ重視で組みたい方”

LO・車高:高 ◎◎◎◎◉ 低 重量:重 ◎◎◎◉◎ 軽 可動域:深 ◎◎◎◎◉ 浅
HI・車高:高 ◎◎◎◉◎ 低 重量:重 ◎◎◎◉◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅

THUNDER

車高が低い為、安定感があり可動域性能もまずまず。テールから地面までの距離が短いのでオーリーが軽く叩ける。大型のウィール(54mm~)はデッキに当たりやすく不向き。

軽量モデル 《 LIGHTS / HOLLOW LIGHTS / TITANIUM LIGHTS など 》


【INDEPENDENT】 “柔らかい乗り心地でオールラウンドなセッティングで組みたい方”

MID・車高:高 ◎◎◉◎◎ 低 重量:重 ◎◉◎◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅
HI・車高:高 ◉◎◎◎◎ 低 重量:重 ◉◎◎◎◎ 軽 可動域:深 ◎◉◎◎◎ 浅

INDEPENDENT

車高が高く可動域も広い。深く沈み込む為、体のブレにも対応し柔軟性がある。動きが軽い為やや不安定に感じ易い。

軽量モデル 《 HOLLOW / FORGED HOLLOW / FORGED TITANIUM 》


【ACE】 “機動性重視で組みたい方”

LO・車高:高 ◎◎◉◎◎ 低 重量:重 ◎◎◎◉◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅
HI・車高:高 ◎◉◎◎◎ 低 重量:重 ◎◉◎◎◎ 軽 可動域:深 ◉◎◎◎◎ 浅

ACE

可動域が広く、可動域の反応が早いため軽くクイックに小回りが効く。可動域の軽さが不安定に感じることもある。車高が高く大型のウィールにも対応しているためクルーザーにも重宝する。


【TENSOR】 “業界最軽量!とにかく軽いセッティングで組みたい方”

LO・車高:高 ◎◎◎◎◉ 低 重量:重 ◎◎◎◎◉ 軽 可動域:深 ◎◎◎◉◎ 浅
HI・車高:高 ◎◉◎◎◎ 低 重量:重 ◎◎◎◎◉ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅

TENSOR

癖のない乗り心地でオールラウンドに対応。とにかく軽い為、浮遊感のある乗り心地。

軽量モデル 《 MAG LIGHT 》


【KRUX】 “軽くて頑丈、個性的な見た目で組みたい方”

LO・車高:高 ◎◎◉◎◎ 低 重量:重 ◎◎◉◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◎◉◎ 浅
HI・車高:高 ◉◎◎◎◎ 低 重量:重 ◎◎◉◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅

KRUX

機動性が高いが、可動域はそこまで小回りせず安定的な乗り心地。LOWはキングピンが特殊な構造をしていてグラインドで引っかかりにくい。ハンガーに大胆に穴が空けられており軽量化されている。


気になるトラックは見つかりましたか?

最初に重要なのはどのトラックで 【基準】 を作るかになります。スケートボードが上達するにつれて自分の好みが出てきますので、色々試して自分好みのトラックを探しましょう。


【初心者の方へ:スケートボード(スケボー)の選び方】 関連ブログ

【トラックパーツ名称】はこちら

【トラックサイズの選び方】 はこちら


■ 3. WHEEL(ウィール)を選ぶ

ウィール

次はウィールです。ウィールもトラック同様たくさんのブランドがありますが、今回は代表的な2ブランドを紹介します。

【SPITFIRE WHEEL】 “世界シェアNO.1ウィールブランド”

SPITFIRE LOGO

知名度とユーザー数に裏付けられたクオリティで、スケーターでなくとも一度は目にしたことのあるブランドアイコンでしょう。

・代表モデル FORMULA FOUR / CLASSICS / BIGHEAD

SPITFIRE WHEEL

FORMULA FOUR は SPITFIRE の最高傑作。スライド、グリップ、速さ、耐久性どれをとっても最高品質のオールラウンドウィールです。97D、99D、101D、の3種類の硬さがあり、様々なシェイプ(形)から選べます。

シェイプ(形)に悩んでしまったら、スタンダードな CLASSIC SHAPE を選びましょう。サイズはスタンダードな、51mm~53mmがお勧めです。


【初心者の方へ:スケートボード(スケボー)の選び方】 関連ブログ

【SPITFIRE FORMULA FOUR のウィール シェイプの違い・縁石との相性は?】はこちら


【BONES WHEEL】 “POWELL PERALTA がプロデュースする品質に絶対的定評のあるウィールブランド”

BONES LOGO

耐摩耗性に優れており、パンク(ウィールがかけること)、フラットスポットが出来にくいウレタン素材を独自開発。こちらもスライド、グリップ、速さ、耐久性、が非常に優れています。

・代表モデル STF / SPF

BONES WHEEL

STF (STREET TECH FORMULA) ストリートスケートに特化したウィール。
SPF (SKATE PARK FORMULA) スケートパーク(Rセクション等)に特化したウィール。
スライド、グリップ、耐久性ともに信頼性の高いウィールです。

形に悩んでしまったらスタンダードな V1 SHAPE を選びましょう。
まず初めはスタンダードな51mm~53mmがオススメ。


■ STEP4 / BEARING(ベアリング)を選ぶ

カリフォルニアストリート カリスト california street bearing ベアリング

次はベアリングです。

ベアリングはスケボーのスピードに直結する大事なパーツです。
せっかく他のパーツをプロ仕様で組んでもベアリングがイマイチだと完成度が低くなってしまいます。

ある程度値段に比例して品質は変わってきますが、下記のパ可動域を見て自分に合ったベアリングとの付き合い方を見つけてください。
良い状態をキープして乗れる2つのパ可動域をご紹介します。


1)高精度のベアリング(8,000円〜)を手入れして乗り続ける

どんなベアリングもチリや埃が入ると回転が悪くなりますが、ベアリングクリーナーで綺麗に洗浄し、専用のオイルを足すことにより回転が生き返ります。
ベアリングを育てる感覚に近いので、チューンナップが好きな人におすすめ。
高頻度(週に4日以上)で乗る方は1〜2ヶ月に一度のペースで洗浄しましょう。

2)コスパの良いベアリング(3,000円程度)を具合が悪くなったら買い換える

回転が悪くなったら交換!常に新品の様な乗り心地をキープし、トラブルも少なくメンテナンスも不要。
手間が掛からないのでメンテナンスが苦手な方におすすめ。
高頻度(週に4日以上)で乗る方は4〜6ヶ月に一度のペースで交換しましょう。

以上の2パ可動域が良く見られるベアリング事情です。
こちらを踏まえ、自分に合ったベアリングを選びましょう。
今回は当店で人気のブランドをご紹介します。


【BONES BEARING】 不動の人気を誇る老舗高級ベアリングブランド

BONES BEARING LOGO

工業規格”ABEC”の表記はなく、スケートボード専用に設計されており、ベアリングの頂点に君臨し続ける SWISS シリーズはスピード、耐久性ともに最高品質。

【SWISSシリーズ】 スイスで生産された BONES 最高峰モデル

BONES BEARING SWISS

SWISS : Bones Skate Ratedに基づけられた設計とスイスの精密製造技術の組み合わせにより生まれた高品質なベアリング。SWISSシリーズのスタンダードモデル。

BONES BEARING SWISS LABIRYNTH2

SWISS LABIRYNTH2 : SWISSをベースに両側にシールド(サイドのカバー)を設け、ゴミやチリなどが入りにくい長寿命設計。

BONES BEARING SUPER SWISS 6

SUPER SWISS 6 : 通常ベアリングは7つのボールで構成されているが、ボールを6つに減らし直径を大きくすることで、より高速で高い耐久性を実現したベアリング。

BONES BEARING SWISS CERAMICS

SWISS CERAMICS : SWISSをベースにセラミック製のボールを使用し、より軽量で強度が高く、鉄球に比べ錆、熱変形にも強い。寿命も長く、間違いなく最高級品。

《REDSシリーズ》BONES 技術を持ったリーズナブルな中国生産モデル

BONES BEARING REDS

REDS : BONES BEARINGで最もリーズナブルなモデル。SWISSと同じくBones Skate Ratedに基づけられた設計で中国で製造。出荷前の品質チェックも二度行われ、低コストながらもハイパフォーマンスなベアリングとしてベストセラーとなっている。

BONES BEARING SUPER REDS

SUPER REDS : REDSをベースにし、さらにボールやレールの表面仕上げにこだわった静かでなめらかな乗り心地。同価格帯のベアリングの中で最も優れたベアリングになるよう設計されている。

BONES BEARING SUPER REDS CERAMICS

SUPER REDS CERAMICS : REDSをベースにセラミック製のボールを使用し、軽さ、スピード、耐久性、耐錆性、コストパフォーマンスを高めている。中国製の為、SWISSに比べ安価。

【NINJA BEARING】 日本が世界に誇るベアリングブランド。

NINJA BEARING LOGO

国内はもちろん、国外のスケーターもサポートし、国内のシェアはBONESと並ぶ。
工業規格”ABEC”表記で主に ABEC 3 / 5 / 7 で分けられる。

【スタンダードシリーズ】

NINJA BEARING ABEC 3 / 5 / 7

ABEC 3 / 5 / 7 で分けられ、数字が大きくなるほどベアリングの精度が高くなり、スピードが持続しやすい。

NINJA BEARING SUPER RAIJIN (雷神)

SUPER RAIJIN (雷神) : ABEC7のボールとレールの隙間を僅かに広げ、よりスピードに特化した構造。ベストセラーモデル。

NINJA BEARING SUPER BADDEST

SUPER BADDEST : SUPER RAIJIN をベースに摩擦抵抗を極限まで抑えた SUPER BADDEST OIL を使用したベアリング。

【CALIFORNIA STREET HIGH QUALITY SKATEBOARD BEARINGS】 当店のオリジナル高回転ベアリングのバージョン3

CALIFORNIA STREET HIGH QUALITY SKATEBOARD BEARINGS

100年の歴史を持つ NSK / 日本精工との共同開発により生まれた安心の MADE IN JAPAN / 日本製。
装着してすぐにトップスピードに達するようにオイルの分量にとことんこだわり、1年以上に渡りテストを重ね完成。
スピード、耐久性、品質、コストパフォーマンスを兼ね備えた最高レベルのベアリング。


たかがベアリング、されどベアリング。
実際に乗ってみると違いを実感できるので色々試してみてください。

【関連ブログ】

【意外と簡単!?ベアリングクリーニング】はこちら


■ STEP5 / GRIPTAPE(デッキテープ) / BOLT(ボルト)を選ぶ

デッキテープ, GRIP TAPE,

機能とは直接関係ありませんが、自分のスケートボードを彩るスモールパーツも大事です。
他の人と被りたくない方は カラーデッキテープ、カラーボルト などをオススメします。
スケートボードのアクセントになるので、さり気無いオリジナリティーを演出できます。
ボルトのカラーリングなどで、ノーズとテールを見分ける事もできるので、一石二鳥なアイテムです。


■ まとめ・最後に、

長々とご説明致しましたが、何を選んでも正解、不正解が無いのがスケートボードです。
スケートボードは自由です。
合わせるサイズさえ間違わなければ、気に入ったもので組み立てて問題ありません。
あまりに決められない場合は、かっこいいスケーターを見つけてセッティングを真似てみるのも面白いかもしれません。

ほんの些細な疑問でもご相談をお受け致しますので、電話、メール、店頭等でなんなりとお問い合わせください。
ネットショップにあるものは全て店頭でもご購入いただけます。

来店でもネットでも最後までしっかりとサポートさせていただきます。


【初心者の方へ:スケートボード(スケボー)の選び方】 関連ブログ

【なるべく安く組みたい編】はこちら

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