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- 皆さんはどのブランドのウィールを使っていますか?
ウィールもたくさん種類がありますが、僕はいつも SPITFIRE(スピットファイヤー) FORMULA FOUR(F4)を使用しています。
長年 SPITFIRE 信者なのですが、FORMULA FOUR がリリースされてから選択肢はこちら一択。
ですが、毎回ウィールを選ぶ際にシェイプ(形)で悩みます。
FORMULA FOUR は多数のシェイプがリリースされており、それぞれ魅力的な形をしています。
色々と試しましたが、最近は CONICAL FULL に落ち着いています。
同じ様に興味のある方は多いと思いますので、今回は、今最も乗られているウィール FORMULA FOUR について考えてみました。
SPITFIRE ウィール FORMULA FOUR(F4)の硬さ、シェイプ、縁石との相性。
※なるべく広い視野で分析しますが、部分的に主観が強くなるかもしれませんので、優しい気持ちでご覧ください。
【目次】
・FORMULA FOUR とは?
・FORMULA FOUR 硬さについて
・FORMULA FOUR シェイプ・縁石との相性について
・まとめ
【FORMULA FOUR とは?】
SPITFIRE 史上最高品質のウレタンを使用し、スピード、耐摩耗性、パンクやフラットスポット(欠けや一部分のみの擦り減り)への耐久性が向上。
横軸へのつまりを解消するなめらかなスライド性能と、コントロールしやすいグリップを実現。
実際に乗った感じもその通り!と言えるクオリティーです。
今まで、CLASSIC、F1 などと乗ってきましたが、乗り心地は良いものの、耐久性に少々物足りなさを感じていました。
FORMULA FOUR は耐久性などが格段に向上しており、交換頻度も少なくなりました。ありがたい!
パワースライドやリップスライドもとてもスムーズに流れて気持ちが良いです。
【FORMULA FOUR の硬さについて】
97D
路面からの振動を軽減、荒い路面にも対応。
グリップ力重視ですがスライド性能も兼ね備えている。
99D
オールラウンドなコンディションに適応。
スライド性能、グリップ力ともにバランスが良くコントロールしやすい。
101D
スムーズなスライド性能。
少ない力でスライドさせやすい。
綺麗な路面、パークなどでスピードを発揮。
【FORMULA FOUR のシェイプ、縁石との相性について】
続いてシェイプです。
ここが悩みどころです。
極端な違いはありませんが、スライドの具合や重量に違いがあると思います。
SPITFIRE からの説明と、実際に乗った感覚を元に独自の分析を行います。
シェイプごとに分けて紹介します。
CLASSIC SHAPE
– スタンダードな楕円形状
接地面が狭く、摩擦抵抗が少ないので、綺麗な路面に対してのスピードとスライド性は○です。
癖のないベーシックな乗り心地で、テクニカルなスケートスタイルに向いています。
【縁石に対するウィールの接地面】CLASSIC SHAPE
縁石に対しての接地面は中程度。
グラインド時の抵抗はあまり感じません。
丸みを帯びた縁石に対してのハマり具合はゆるめに感じます。
CLASSIC SHAPE 97D のウィールはこちら
CLASSIC SHAPE 99D のウィールはこちら
CLASSIC SHAPE 101D のウィールはこちら
CONICAL SHAPE
– サイドがえぐられたような形状
太すぎず細すぎない幅の接地面でグリップも程よく、コントロールしやすいオールラウンドなウィールです。
多数シェイプがありますが万人受けする形だと思います。
【縁石に対するウィールの接地面】CONICAL SHAPE
縁石に対しての接地面は少なめ。
抵抗が少ないので、グラインドがスムーズに流しやすいと思います。
縁石にもしっかりハマってくれるので、より安定したグラインドが望めます。
丸い形状にもハマってくれるので、レールや丸いコーピングとの相性は○。
CONICAL FULL SHAPE
広い接地面で溝にハマりにくい為、ストリートでもコンディションを選ばず、コントロール性とスピードの2つを兼ね備えた形です。
しっかりとグリップしてくれるので安定感があります。
重く思われがちですが、内側が深くえぐられているので、重量は CONICAL SHAPE とほぼ変わりません。
【縁石に対するウィールの接地面】CONICAL FULL SHAPE
縁石に対しての接地面は少なめ。
抵抗が少ないので、グラインドがスムーズに流しやすいと思います。
縁石にもしっかりハマってくれるので、より安定したグラインドが望めます。
丸い形状にもハマってくれるので、レールや丸いコーピングとの相性は○。
CONICAL / CONICAL FULL SHAPE 97D のウィールはこちら
CONICAL / CONICAL FULL SHAPE 99D のウィールはこちら
CONICAL / CONICAL FULL SHAPE 101D のウィールはこちら
RADIAL SHAPE
– ドーナツのような丸みを帯びた形状
広い接地面で溝にハマりにくく、オールコンディションに対応。
グリップが良く、踏ん張りが効きます。
角がないので、パンクのしにくい形状です。
【縁石に対するウィールの接地面】RADIAL SHAPE
縁石に対しての接地面は中程度。
ラウンドした縁石との相性が良く、グラインドが安定します。
丸い形でスムーズに縁石に入れるので、スラッピーにも向いているかもしれません。
RADIAL SLIM SHAPE
– ドーナツのような丸みを帯びた形状
RADIAL SHAPE をより細くし、スピードとスムーズなスライドが魅力です。
幅は狭く、接地面は広いので、コントロール性は落とさず軽量化。
【縁石に対するウィールの接地面】RADIAL SLIM SHAPE
縁石に対しての接地面は中程度。
ラウンドした縁石との相性も良く、ウィール幅が狭いのでハンガーが広く使え、グラインド時に安定感が増します。
RADIAL / RADIAL SLIM SHAPE 99D のウィールはこちら
RADIAL / RADIAL SLIM SHAPE 101D のウィールはこちら
LOCK-INS SHAPE
– 外側がえぐられ、内側は切り落とされたような形状
接地面が最も広く、グリップの良い安定感のある乗り心地。
重量もあり大きな反動が欲しい方にも向いてます。
【縁石に対するウィールの接地面】LOCK-INS SHAPE
縁石に対しての接地面は多め。
抵抗は多いですがしっかりとロックされ、内側が切り落とされた形状をしているためハンガーの範囲が広く、グラインド時の安定感を増幅しています。
丸い形状にもしっかりとハマってくれるので、レールやランプのコーピングでも安定感抜群のウィールです。
LOCK-INS SHAPE 99D のウィールはこちら
LOCK-INS SHAPE 101D のウィールはこちら
【まとめ】
色々と書かせていただきましたが、シェイプによりトリックや乗り心地に大差がでるということはありません。
見た目で選ぶのも良いかと思います。
ざっくりとでもイメージがあると自分に合ったウィールが見つけ易いと思うので、こんな感じでまとめました。
硬さ
97D = グリップ力重視、荒い路面も想定されるストリート向き
99D = オールラウンドタイプ、スライド、グリップ力ともにバランスが良く、マルチに対応
101D = スムーズなスライド重視、綺麗な路面でスピードを発揮、パーク向き
シェイプ
オールラウンド
・CONICAL
・CONICAL FULL
・RADIAL
軽量モデル
・CLASSIC
・RADIAL SLIM
安定感重視
・CONICAL FULL
・RADIAL
・LOCK-INS
説明力不足な点も多々あったかと思いますが、なんとなくでもイメージが沸いてもらえたら幸いです。
その他わからない事があれば、お気軽にお問い合わせください。
当店スタッフが実体験を元にしっかりとアドバイスさせていただきます!