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- 「なるべく安く組みたいけど、デザインもこだわりたい!どうしたらいいの!?」
- 「トラックとウィールはお任せでいいけど、デッキにはこだわりたいんですけど、、、」
とお問い合わせをいただきます。
今回は【なるべく安く組みたいけどデザインもこだわりたい方】へ向けた、スケートボードの選び方を2つのステップでご紹介致します。簡単です!デッキと足回りセットを選ぶだけです。
■ステップ1 デッキを選ぶ
デッキにはキック(前と後ろの反り)やコンケーブ(横の反り)などの多少の違いはありますが、トリック用のスケートボードのデッキに関して言えば、形や乗り心地はほとんど変わりません。(長く続けている人はどうしてもこだわりが出てきて、細かい事をあーだこーだ言いたくなるものですが……)
初めの1台は、あくまでも自分の”基準”になるものなので、細かい事に捉われなくても良いんです。
そうなってくると最も重要なのは見た目(デザイン)です。単純に自分の気に入ったデザインで組んでしまうのが一番テンションが上がります。そして乗りたくなります。毎日乗ります。友達増えます。上達します。もっとスケボーが好きになる、といった感じだと思います。
ですが、デッキのサイズは沢山あり、どれにしたらよいか迷います。当店では男性/女性/子供に分けて、それぞれ以下のサイズをお勧めしております。
【男性へのお勧めデッキサイズ】
7.875~8.25 / 現在日本で最も主流なサイズ、8.0インチ前後をおすすめします。
【女性へのお勧めデッキサイズ】
7.5~7.875 / 大きくなるにつれて重くなるので、7.75前後のサイズがお勧めです。
【子供へのお勧めデッキサイズ】
7.3~7.5 / 身長150cm前後
7.0~7.3 / 身長130cm前後
6.7~7.0 / 身長100cm前後
これらを踏まえた上でデッキを選んでみましょう。
常時、約800枚ほどの在庫があるので、サイズで絞って探すのがお勧めです。絞込み機能をお使い下さい。
【デッキ・関連ブログ】
■ステップ2 足回りセットを選ぶ
好きなデッキが決まったら、次は足回りセットと言われる、お買い得なトラック、ウィール、ベアリングの3点セットを選びましょう。
単体で買うよりお得な価格設定 となっておりますので、この足回りセットがなるべく安く組むポイントになります。
スケートボード トラックの4大ブランド、VENTURE / INDEPENDENT / THUNDER / ACE と当店のオリジナルウィール、ベアリング(アップグレード可)がセットになっており、デッキと合わせて買えば、ボルト、デッキテープ、スケートケースがサービスで付き、スケートボードを組み立てることができます。
【トラック】について
ブランドにより乗り心地は変わりますが、初心者用というものはございません。以下が各トラックブランドのメリット/デメリットですが、当店独自の感想なのでご参考程度にお考え下さい。
高さが各ブランドによって LO / HI の2種類があり、同じブランドでも動きが変わります。
【LO】 車高が低く、低重心で安定感がある。
【HI】車高が高く、ターンがスムーズ。
※ブランドによりそれぞれ高さは異なります。
VENTURE(ベンチャー)
“安定感のあるセッティングで組みたい方”
可動域が狭い為、ブレが少なく安定感がある。LO / HI から選べます。
VENTURE 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=5.0
7.875~8.125inch=5.2
8.125~8.375inch=5.6
デッキに合うトラックサイズの選び方はこちらの記事 【トラックサイズの選び方】 をお読み下さい。
THUNDER(サンダー)
“程よい安定感と軽さ重視で組みたい方”
車高が低く、安定感があり、ターン性能もまずまず。テールから地面までの距離が短いのでオーリーが軽く叩きやすい。車高の低さから、大型のウィール(54mm以上)には不向き。HI のみの展開ですが、他のブランドの LO くらいの高さ。
THUNDER 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=145
7.875~8.125inch=147
デッキに合うトラックサイズの選び方はこちらの記事 【トラックサイズの選び方】 をお読み下さい。
INDEPENDENT(インディペンデント)
“柔らかい乗り心地でオールラウンドなセッティングで組みたい方”
車高が高く可動域が広い為、体のブレにも対応し柔軟性がある。小回りが効き反応が早い為、やや不安定に感じ易い。HI のみの展開。
INDEPENDENT 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=129
7.875~8.125inch=139
デッキに合うトラックサイズの選び方はこちらの記事 【トラックサイズの選び方】 をお読み下さい。
ACE(エース)
“高さが選べるオールラウンダー、機動性重視で組みたい方”
INDEPENDENT に似ている動きで可動域が広い。小回りが効き反応が早い為、やや不安定に感じ易い。LO / HI から選べます。
ACE 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=22
7.875~8.25inch=33
8.25~8.5inch=44
デッキに合うトラックサイズの選び方はこちらの記事 【トラックサイズの選び方】 をお読み下さい。
トラックによって特徴はありますが、乗り心地に極端な違いはないので、深く考えず、ざっくりどんな感じで乗りたいのかをイメージすると決め易いと思います。友達のスケートボードと乗り比べて違いを感じるのも楽しみの一つです。
【トラック・関連ブログ】
【ウィール】について
当店のウィールは2種類から選べます。トリックをメインに練習したい方は、STREET SET(ハードウィール)をお選び下さい。カラーはホワイトとブラックの2色をご用意しております。大きさはスタンダードな 52mm です。
STREET SET(ハードウィール)
静かな乗り心地で、移動がメインの方は CRUISER SET(ソフトウィール)をお選び下さい。カラーはホワイト、ブラックの2色をご用意しております。クルーザーウィールでは小さめの 54mm で、ちょっとしたトリックも楽しめます。
CRUISER SET(ソフトウィール)
【ウィールのまとめ】
トリックの練習も移動もスムーズにしたい!という方は当店のソフトウィール(クルーザー)をお勧めしますが、ハードウィールを選んでも、ソフトウィールを選んでも、あとからウィールだけを買い直して、交換することができますので、ご安心下さい。
【ベアリング】について
【NO BRAND / BEARING / ABEC 3】
足回りセットに付属するベアリングはメンテナンスフリーで、気兼ねなく使える耐久性重視のグリースベアリングを使用しています。
正直スピードはイマイチですが、手入れの要らない安心なベアリングです。
【ベアリングアップグレード】について
より速く、耐久性の高いベアリングをご希望の方の為に、当店がお勧めする以下のアップグレードベアリングをご用意。
選択肢よりお好きなベアリングをお選び下さい。
*こちらのアップグレードベアリングは単品購入よりお得な価格設定となっております。
【NINJA / SUPERAISING 雷神】(+¥3,465)
トヨタグループの日本メーカー製でスケートボード用に開発された専用ベアリング、NINJA(ニンジャ)。内部の隙間を多く取り、より速い回転性を実現させたモデル。
【BONES / SWISS】(+¥9,405)
スケートボード専用ベアリングとして20年以上も世界で愛され続ける BONES(ボーンズ)。スピード、耐久性に優れ、誰もが認めるスイス製のベアリング。
デッキ+足回りセットに付属する【その他のパーツ】について。
デッキテープ、ボルトはスタンダードなものを使用しているので、他の人と被りたくない方は カラーデッキテープ、カラーボルト などをお勧めします。スケートボードのアクセントになるので、さり気無いオリジナリティーを演出できます。ボルトのカラーリングなどで、ノーズとテールを見分ける事もできるので、一石二鳥なアイテムです。
【スケートバッグ】
スケートボードがスッポリ入る持ち運びに便利な不織布生地のスケートバッグが付属します。
別売になりますが、もっとしっかりとしたスケートバッグをご希望の方は、こちらがおすすめです。
CALIFORNIA STREET スケートボードバッグ FUTURA PACK SHOULDER 2
■まとめ
と長々とお話ししましたが、極端に大きすぎたり、小さ過ぎなければ、気に入ったもので組んでしまうのがベスト です!あまり悩まず本能の赴くままにスケートボード完成品(コンプリートセット)を選びましょう。
通販でご注文いただいた方も、店頭でご購入いただいた方も、当店の熟練スタッフがしっかりと組み上げますのでご安心ください。ご希望のご予算、デザインに合った納得のスケートボード完成品(コンプリートセット)を組み上げられるよう最後までサポートいたします!
初心者の方へ【スケートボード完成品・コンプリートセットの選び方】関連ブログ