当店では、コンプリートセット(スケートボード完成品)の選び方が大きく分けて3通りあります。
目次より、自分に合ったコンプリートセットの組み方を選んで、詳細をお読み下さい。
【目次】スケートボードの選び方
【どれを選んでいいのかわからない方】
当店で厳選したパーツで組んだオリジナルのコンプリートセット(スケートボード完成品)をご用意しております。
一流ブランドと同じ工場で生産されたパーツ、価格は抑えめで高品質、これからスケートボードを始めたい方、初心者の方に是非乗って頂きたいコンプリートセットです。
価格:約 ¥17,000〜
- 「スケートボードを始めてみたいけど何を買ったらいいのかわからない」
- 「夜に練習したいけど、近くにパークが無いから静かにできるものはないかな」
- 「移動用でも少しはトリックができるものはないかな」
という声をよく耳にします。
確かにスケートボードといっても種類は様々。
トリック用やら、クルーザーやら……
しかもなるべく安く組めないかな……
でも安物は欲しくないな……
と今回はそんな悩みの渦に入りかけている方(入っている方も)に
一流ブランドと同じ工場で生産された当店オリジナルのコンプリートセット(スケートボード完成品)をご紹介します。
コンプリートセットといっても元は別々のパーツを当店でセットアップしたものです。
とにかくコストにこだわり、初心者の方に安心して始めてもらえるように考慮したスケートボードです。
17,000円 コンプリートセット(スケートボード完成品)
高品質ながら、最大限にコストを抑えたい方におすすめ
パーツごとに説明していきます。
【デッキ】について
デッキ、ウィールは一流ブランドと同じ海外の工場で生産され、デザインが違うだけで品質の高いものを使用しております。
【当店オリジナルデッキ】
CALIFORNIA STREET DECK / SIMPLE CLEAR
ALMOST、ENJOI、BLIND など高品質な有名ブランドと同じ DSM PREMIUM WOODSHOP で生産されています。
デッキのリバウンド製を高める独自に開発された樹脂ボンドを使用し、軽く、硬く、長くポップを継続するハイクオリティーデッキです。
SIMPLE CLEAR 8.0
CALIFORNIA STREET DECK / SIMPLE BLACK
APRIL、POLAR、MAGENTA、DELUXE(ANTIHERO、KROOKED、REAL 等)、BAKERBOYS(BAKER、DEATHWISH 等)、高品質な有名ブランドと同じ BBS社(GENERATOR)で生産されています。
カナディアンメープルを使用しておりポップ(弾き)が良く、シェイプ(形)にもクセが無い、非常に乗りやすいシンプルなデッキです。
SIMPLE BLACK 8.0
当店のオリジナルデッキのプレスなどについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをお読み下さい。
【トラック】について
トラックは初心者の方も乗りやすい安定感のある VENTURE を使用。
癖のない動きで、最初に陥りがちな”不安定感”を軽減してくれる、ストリートスケーターに愛される老舗ブランドのトラックです。
車高も LO/HI からお選びいただけます。
【ベンチャートラック】
VENTURE TRUCKTEAM EDITIONS ALL POLISHED
TEAM EDITIONS ALL POLISHED 5.2 HI
【ウィール】について
ウィールはハードウィール(トリック用)、ソフトウィール(クルージング用)の2種類から選べます。
SATORI、SMALL(sml.)、DARKSTAR といった有名ウィールブランドと同じ工場で生産されており、自信を持ってお薦めするウィールです。
ハードウィール(トリック用)
トリックを中心的にやりたい方におすすめ。
ハードウィールは硬い分、反発性が高く、オーリーやトリックに適しています。
横滑り系のスライドトリックにも適していて、よく見かける一般的なウィールになります。
カラーは、白と黒の2色からお選びいただけます。
CALIFORNIA STREET WHEEL / STREET STANDARD 52mm
STREET STANDARD 52mm
ソフトウィール(クルージング用)
移動をメインに乗りたい方におすすめ。
ソフトウィールは音も静かで、粗い路面でもスムーズに走行できます。
当店のクルーザーウィールは54mmと大きすぎないサイズなので、チクタクやオーリーなどの基本的なトリックにも対応。
カラーは、白クリアと黒クリアの2色からお選びいただけます。
CALIFORNIA STREET WHEEL / STREET STREAMER 54mm
STREET STREAMER 54mm 黒クリア
ハードウィールを選んでも、ソフトウィールを選んでも、あとからウィールだけを買い直して、交換することができますので、ご安心下さい。
【ベアリング】について
このセットに付属するベアリングはメンテナンスフリーで、気兼ねなく使える耐久性重視のグリースベアリングを使用しています。
正直スピードはイマイチですが、手入れの要らない安心なベアリングです。
ABEC 3
【ベアリングアップグレード】について
より速く、耐久性の高いベアリングをご希望の方の為に、当店がお勧めする以下のアップグレードベアリングをご用意。
*こちらのアップグレードベアリングは単品購入するよりお得な価格設定になっております。
【NINJA / SUPERAISING 雷神】(アップグレード +¥3,465)
トヨタグループの日本メーカー製でスケートボード用に開発された専用ベアリング、NINJA(ニンジャ)。内部の隙間を多く取り、より速い回転性を実現させたモデル。
SUPERAISING 雷神
【BONES / SWISS】(アップグレード +¥9,405)
スケートボード専用ベアリングとして20年以上も世界で愛され続ける BONES(ボーンズ)。スピード、耐久性に優れ、誰もが認めるスイス製のベアリング。
SWISS
実質的に最もコストパフォーマンスに優れたスケートボード完成品(コンプリートセット)です。
¥17,000・専用ケース・レンチ付き
トリック用・コンプリートセット(スケートボード完成品)の商品ページはこちら
SIMPLE CLEAR 8.0
SIMPLE BLACK 8.0
¥17,000・専用ケース・レンチ付き
クルーザー用・スケートボード完成品(コンプリートセット)の商品ページはこちら
SIMPLE CLEAR 8.0 クルーザー
SIMPLE BLACK 8.0 クルーザー
【子供用】¥15,000・専用ケース・レンチ付き
トリック用・コンプリートセット(スケートボード完成品)の商品ページはこちら
SIMPLE BLACK MINI 7.25
【その他パーツ】
【デッキテープ / ボルト】
デッキテープ、ボルトはスタンダードなものを使用しているので、他の人と被りたくない方は カラーデッキテープ、カラーボルト などをオススメします。スケートボードのアクセントになるので、さり気無いオリジナリティーを演出できます。ボルトのカラーリングなどで、ノーズとテールを見分ける事もできるので、一石二鳥なアイテムです。
【スケートバッグ / レンチ】
この他にも調整や交換に必要な専用ツールと、スケートボードがスッポリ入る持ち運びに便利な不織布生地のスケートバッグが付属します。
別売になりますが、もっとしっかりとしたスケートバッグをご希望の方は、こちらがおすすめです。
FUTURA PACK SHOULDER 2
CALIFORNIA STREET スケートボードバッグ FUTURA PACK SHOULDER 2
についてさらに詳しく ↓ ↓ ↓
その他、スケートボードが収納できるスケートバッグも多数取り揃えております。
より軽いコンプリートセットをお求めの方へ
TENSOR トラック仕様の最軽量モデル!もご用意しております。
詳しくは以下の記事へ。
【デザインはこだわりたい方】
デッキ(ボード)を選んで、足回りセット(トラック&ウィール)と組むコンプリートセット(スケートボード完成品)。
1000種類以上あるデッキから、自分の好きなブランド、デザインを選び、当店が用意した足回りセットと組むお得なコンプリートセット(スケートボード完成品)です。
価格:約 ¥20,000〜
- 「なるべく安く組みたいけど、デザインもこだわりたい!どうしたらいいの!?」
- 「トラックとウィールはお任せでいいけど、デッキにはこだわりたいんですけど、、、」
とお問い合わせをいただきます。
こちらは【なるべく安く組みたいけどデザインもこだわりたい方】へ向けた、デッキと足回りセットを選ぶだけの簡単なセットです。
■ステップ1 デッキを選ぶ
デッキにはキック(前と後ろの反り)やコンケーブ(横の反り)などの多少の違いはありますが、トリック用のスケートボードのデッキに関して言えば、形や乗り心地はほとんど変わりません。(長く続けている人はどうしてもこだわりが出てきて、細かい事をあーだこーだ言いたくなるものですが……)
初めの1台は、あくまでも自分の”基準”になるものなので、細かい事に捉われなくても良いんです。
そうなってくると最も重要なのは見た目(デザイン)です。単純に自分の気に入ったデザインで組んでしまうのが一番テンションが上がります。そして乗りたくなります。毎日乗ります。友達増えます。上達します。もっとスケボーが好きになる、といった感じだと思います。
ですが、デッキのサイズは沢山あり、どれにしたらよいか迷います。当店では男性/女性/子供に分けて、それぞれ以下のサイズをお勧めしております。
【男性へのお勧めデッキサイズ】
7.875~8.25 / 現在日本で最も主流なサイズ、8.0インチ前後をおすすめします。
【女性へのお勧めデッキサイズ】
7.5~7.875 / 大きくなるにつれて重くなるので、7.75前後のサイズがお勧めです。
【子供へのお勧めデッキサイズ】
7.3~7.5 / 身長150cm前後
7.0~7.3 / 身長130cm前後
6.7~7.0 / 身長100cm前後
これらを踏まえた上でデッキを選んでみましょう。
常時、約1,000種類ほどの在庫があるので、サイズで絞って探すのがお勧めです。絞込み機能をお使い下さい。
【デッキ・関連ブログ】
■ステップ2 足回りセットを選ぶ
好きなデッキが決まったら、次は足回りセットと言われる、お買い得なトラック、ウィール、ベアリングの3点セットを選びましょう。
単体で買うよりお得な価格設定 となっておりますので、この足回りセットがなるべく安く組むポイントになります。
スケートボード トラックの4大ブランド、VENTURE / INDEPENDENT / THUNDER / ACE と当店のオリジナルウィール、ベアリング(アップグレード可)がセットになっており、デッキと合わせて買えば、ボルト、デッキテープ、スケートケースがサービスで付き、スケートボードを組み立てることができます。
【トラック】について
ブランドにより乗り心地は変わりますが、初心者用というものはございません。
以下が各トラックブランドのメリット/デメリットですが、当店独自の感想なのでご参考程度にお考え下さい。
高さが各ブランドによって LO / HI の2種類があり、同じブランドでも動きが変わります。
【LO】 車高が低く、低重心で安定感がある。
【HI】車高が高く、ターンがスムーズ。
※ブランドによりそれぞれ高さは異なります。
【トラック】各ブランドの特徴について
VENTURE(ベンチャー)
“安定感のあるセッティングで組みたい方”
可動域が狭い為、ブレが少なく安定感がある。LO / HI から選べます。
VENTURE 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=5.0
7.875~8.125inch=5.2
8.125~8.375inch=5.6
THUNDER(サンダー)
“程よい安定感と軽さ重視で組みたい方”
車高が低く、安定感があり、ターン性能もまずまず。テールから地面までの距離が短いのでオーリーが軽く叩きやすい。車高の低さから、大型のウィール(54mm以上)には不向き。HI のみの展開ですが、他のブランドの LO くらいの高さ。
THUNDER 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=145
7.875~8.125inch=147
INDEPENDENT(インディペンデント)
“柔らかい乗り心地でオールラウンドなセッティングで組みたい方”
車高が高く可動域が広い為、体のブレにも対応し柔軟性がある。小回りが効き反応が早い為、やや不安定に感じ易い。HI のみの展開。
INDEPENDENT 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=129
7.875~8.125inch=139
ACE(エース)
“高さが選べるオールラウンダー、機動性重視で組みたい方”
INDEPENDENT に似ている動きで可動域が広い。小回りが効き反応が早い為、やや不安定に感じ易い。LO / HI から選べます。
ACE 《デッキサイズ=トラックサイズ》
7.5~7.875inch=22
7.875~8.25inch=33
8.25~8.5inch=44
TENSOR(テンサー)
“7.5インチ以下の子供用サイズのデッキにはこちら”
ベーシックでクセのない可動域。高さ表記はありませんが、HI になります。
TENSOR 《デッキサイズ=トラックサイズ》
~7.5inch=4.75
トラックによって特徴はありますが、乗り心地に極端な違いはないので、深く考えず、ざっくりどんな感じで乗りたいのかをイメージすると決め易いと思います。友達のスケートボードと乗り比べて違いを感じるのも楽しみの一つです。
【トラック・関連ブログ】
【ウィール】について
ウィールはハードウィール(トリック用)、ソフトウィール(クルージング用)の2種類から選べます。
SATORI、SMALL(sml.)、DARKSTAR といった有名ウィールブランドと同じ工場で生産されており、自信を持ってお薦めするウィールです。
ハードウィール(トリック用)
トリックを中心的にやりたい方におすすめ。
ハードウィールは硬い分、反発性が高く、オーリーやトリックに適しています。
横滑り系のスライドトリックにも適していて、よく見かける一般的なウィールになります。
カラーは、白と黒の2色からお選びいただけます。
CALIFORNIA STREET WHEEL / STREET STANDARD 52mm
STREET STANDARD 52mm 黒
ソフトウィール(クルージング用)
移動をメインに乗りたい方におすすめ。
ソフトウィールは音も静かで、粗い路面でもスムーズに走行できます。
当店のクルーザーウィールは54mmと大きすぎないサイズなので、チクタクやオーリーなどの基本的なトリックにも対応。
カラーは、白クリアと黒クリアの2色からお選びいただけます。
CALIFORNIA STREET WHEEL / STREET STREAMER 54mm
STREET STREAMER 54mm 白クリア
ハードウィールを選んでも、ソフトウィールを選んでも、あとからウィールだけを買い直して、交換することができますので、ご安心下さい。
【ベアリング】について
【NO BRAND / BEARING / ABEC 3】
足回りセットに付属するベアリングはメンテナンスフリーで、気兼ねなく使える耐久性重視のグリースベアリングを使用しています。
正直スピードはイマイチですが、手入れの要らない安心なベアリングです。
ABEC 3
【ベアリングアップグレード】について
より速く、耐久性の高いベアリングをご希望の方の為に、当店がお勧めする以下のアップグレードベアリングをご用意。
選択肢よりお好きなベアリングをお選び下さい。
*こちらのアップグレードベアリングは単品購入よりお得な価格設定となっております。
【NINJA / SUPERAISING 雷神】(アップグレード +¥3,465)
トヨタグループの日本メーカー製でスケートボード用に開発された専用ベアリング、NINJA(ニンジャ)。内部の隙間を多く取り、より速い回転性を実現させたモデル。
SUPERAISING 雷神
【BONES / SWISS】(アップグレード +¥9,405)
スケートボード専用ベアリングとして20年以上も世界で愛され続ける BONES(ボーンズ)。スピード、耐久性に優れ、誰もが認めるスイス製のベアリング。
SWISS
【足回りセット】はこちら
これらを踏まえた上で足回りセットを選んでみましょう。
デッキに合うトラックサイズの選び方はこちらの記事 【トラックサイズの選び方】 をお読み下さい。
デッキ+足回りセットに付属する【その他のパーツ】について。
デッキテープ、ボルトはスタンダードなものを使用しているので、他の人と被りたくない方は カラーデッキテープ、カラーボルト などをお勧めします。スケートボードのアクセントになるので、さり気無いオリジナリティーを演出できます。ボルトのカラーリングなどで、ノーズとテールを見分ける事もできるので、一石二鳥なアイテムです。
【スケートバッグ】
スケートボードがスッポリ入る持ち運びに便利な不織布生地のスケートバッグが付属します。
別売になりますが、もっとしっかりとしたスケートバッグをご希望の方は、こちらがおすすめです。
FUTURA PACK SHOULDER 2
CALIFORNIA STREET スケートボードバッグ FUTURA PACK SHOULDER 2
についてさらに詳しく ↓ ↓ ↓
その他、スケートボードが収納できるスケートバッグも多数取り揃えております。
【全てこだわりたい方】
パーツを全て自由に選んで組むスケートボード。
1000種類以上あるデッキ、90種類以上あるトラック、200種類以上あるウィール、から全て思い通りに組む完成品(コンプリートセット)です。
価格:約 ¥30,000〜
スケートボード(スケボー)はすごく単純な構造で出来てます。自転車などと比較するとパーツ数も半分以下です。デッキ、トラック、ウィール、ベアリング、デッキテープ、ボルト……この6つのパーツで1台が組み上げられます。プロスケーター達はたったこれだけのパーツでとんでもない所から飛んだりします。恐ろしいです。
そう考えると、ひとつひとつのパーツのクオリティーが大事になります。耐久性、スピード、軽さなど、、、
流石にプロと同じことをするのは気が引けると思うので、せめてセッティングだけでもプロ仕様にしちゃいましょう。ということで、順にご説明致します。
■ 1. DECK(デッキ)を選ぶ
まずはデッキです。デッキのサイズは沢山あり、どれにしたらよいか迷います。当店では男性/女性/子供に分けて、それぞれ以下のサイズをお勧めしております。
【男性へのお勧めデッキサイズ】
7.875~8.25 / 現在日本で最も主流なサイズ、8.0インチ前後をおすすめします。
【女性へのお勧めデッキサイズ】
7.5~7.875 / 大きくなるにつれて重くなるので、7.75前後のサイズがお勧めです。
【子供へのお勧めデッキサイズ】
7.3~7.5 / 身長150cm前後
7.0~7.3 / 身長130cm前後
6.7~7.0 / 身長100cm前後
サイズはあくまでも目安なのであまり深く考えなくても大丈夫です。気に入ったデザインの板に乗るのが重要です。テンションが上がって乗る回数が増えて上達が早くなります。(スタッフ経験談)上記のサイズを目安にして、気に入ったデッキを選びましょう。
当店で扱っているデッキは全てプロ仕様ですので、安心してお選び下さい。
常時、約1000種類ほどの在庫があるので、サイズで絞って探すのがお勧めです。絞込み機能をお使い下さい。
【デッキ・関連ブログ】
■ 2. TRUCK(トラック)を選ぶ
続いてトラックです。実は最初のスケートボード完成品(コンプリートセット)で最も重要と言ってもいいのがトラックです。グラインドというトリックをしない限り、ほとんど交換のタイミングがないので初めての場合は長く使う事が多いです。
格安量販店などで販売されているようなノーブランドのトラックを使用すると早々に壊れたり、規格違いで後々部分的にパーツを交換したくても出来ないという問題が発生することもありますのでご注意下さい。
当店で扱うトラックは全て歴史のあるブランドのものになり、全てのデッキに取り付け可能です。
トラックはブランドにより乗り心地が変わりますが、初心者用というものはないです。各ブランドの特徴を参考にして下さい。軽いセットアップにしたい方は各ブランドの軽量モデルをチェックして下さい。
【トラック・関連ブログ】
トラックブランドの特徴
まず全体的なトラックの特徴、そして各トラックブランドごとの特徴をご説明します。
●車高
高いほど、オーリー時に板が立ち上がり、擦り上げ易い。可動域できる領域も広い。
低いほど、テールが当たるタイミングが早い為、軽くテールが叩ける。低重心で安定感がある。
●重量
重いほど、デッキを叩いた後、空中でのブレが少ない。安定感がある。
軽いほど、デッキの弾き心地が軽く、早く立ち上がる。
●可動域
深いほど、深く沈み込み、小回りがきく。体勢が崩れても身体についてくる。
浅いほど、動く範囲が狭い為、ブレにくくトリックに入りやすい。
※ブランドにより 【LO】 と 【HI】 のタイプがあり、それぞれ高さが異なります。
※すべてベーシックなスタンダードモデルで比較してます。
ベンチャー(VENTURE)
“安定感のあるセッティングで組みたい方”
LO・車高:高 ◎◎◎◉◎ 低 重量:重 ◎◉◎◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◎◎◉ 浅
HI・車高:高 ◎◎◉◎◎ 低 重量:重 ◎◎◉◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◎◉◎ 浅
可動域が狭く沈み込みが少ない為、ブレが少なく安定感がある。クイックな動きには対応せず、小回りが効きにくい。
軽量モデル 《 V LIGHTS / V HOLLOW LIGHTS / V TITANIUM 》
サンダー(THUNDER)
“程よい安定感と軽さ重視で組みたい方”
HI・車高:高 ◎◎◎◉◎ 低 重量:重 ◎◎◎◉◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅
車高が低い為、安定感があり可動域性能もまずまず。テールから地面までの距離が短いのでオーリーが軽く叩ける。大型のウィール(54mm~)はデッキに当たりやすく不向き。
軽量モデル 《 LIGHTS / TEAM HOLLOWS / HOLLOW LIGHTS / TITANIUM LIGHTS など 》
インディペンデント(INDEPENDENT)
“柔らかい乗り心地でオールラウンドなセッティングで組みたい方”
MID・車高:高 ◎◎◉◎◎ 低 重量:重 ◎◉◎◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅
HI・車高:高 ◉◎◎◎◎ 低 重量:重 ◉◎◎◎◎ 軽 可動域:深 ◎◉◎◎◎ 浅
車高が高く可動域も広い。深く沈み込む為、体のブレにも対応し柔軟性がある。動きが軽い為やや不安定に感じ易い。
軽量モデル 《 HOLLOW / FORGED HOLLOW / FORGED TITANIUM 》
エース(ACE)
“高さが選べるオールラウンダー、機動性重視で組みたい方”
LO・車高:高 ◎◎◉◎◎ 低 重量:重 ◎◎◎◉◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅
HI・車高:高 ◎◉◎◎◎ 低 重量:重 ◎◉◎◎◎ 軽 可動域:深 ◉◎◎◎◎ 浅
可動域が広く、可動域の反応が早いため軽くクイックに小回りが効く。可動域の軽さが不安定に感じることもある。車高が高く大型のウィールにも対応しているためクルーザーにも重宝する。
テンサー(TENSOR)
“業界最軽量!とにかく軽いセッティングで組みたい方”
LO・車高:高 ◎◎◎◎◉ 低 重量:重 ◎◎◎◎◉ 軽 可動域:深 ◎◎◎◉◎ 浅
HI・車高:高 ◎◉◎◎◎ 低 重量:重 ◎◎◎◎◉ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅
癖のない乗り心地でオールラウンドに対応。とにかく軽い為、浮遊感のある乗り心地。
軽量モデル 《 MAG LIGHT 》
クラックス(KRUX)
“軽くて頑丈、個性的な見た目で組みたい方”
HI・車高:高 ◉◎◎◎◎ 低 重量:重 ◎◎◉◎◎ 軽 可動域:深 ◎◎◉◎◎ 浅
機動性が高いが、可動域はそこまで小回りせず安定的な乗り心地。ハンガーに大胆に穴が空けられており軽量化されている。
気になるトラックは見つかりましたか?
最初に重要なのはどのトラックで 【基準】 を作るかになります。スケートボードが上達するにつれて自分の好みが出てきますので、色々試して自分好みのトラックを探しましょう。
【関連ブログ】
■ 3. WHEEL(ウィール)を選ぶ
次はウィールです。ウィールもトラック同様たくさんのブランドがありますが、今回は代表的な2ブランドを紹介します。
スピットファイヤー(SPITFIRE)
“世界シェアNO.1ウィールブランド”
知名度とユーザー数に裏付けられたクオリティで、スケーターでなくとも一度は目にしたことのあるブランドアイコンでしょう。
・代表モデル FORMULA FOUR / CLASSICS / BIGHEAD
FORMULA FOUR は SPITFIRE の最高傑作。スライド、グリップ、速さ、耐久性どれをとっても最高品質のオールラウンドウィールです。97D、99D、101D、の3種類の硬さがあり、様々なシェイプ(形)から選べます。
シェイプ(形)に悩んでしまったら、スタンダードな CLASSIC SHAPE を選びましょう。サイズはスタンダードな、51mm~53mmがお勧めです。
【関連ブログ】
ボーンズ(BONES)
“POWELL PERALTA がプロデュースする品質に絶対的定評のあるウィールブランド”
耐摩耗性に優れており、パンク(ウィールがかけること)しにくいウレタン素材を独自開発。こちらもスライド、グリップ、速さ、耐久性、が非常に優れています。
・代表モデル STF / SPF / X-FORMULA
STF (STREET TECH FORMULA) ストリートスケートに特化したウィール。
SPF (SKATE PARK FORMULA) スケートパーク(Rセクション等)に特化したウィール。
X-FORMULA 荒れた路面でもソフトウィールのように進み、ハードウィールのようにスライドするウィールです。
スライド、グリップ、耐久性ともに信頼性の高いウィールです。
形に悩んでしまったらスタンダードな V1 SHAPE を選びましょう。
まず初めはスタンダードな51mm~53mmがオススメ。
その他にもさまざまなブランドのウィールがありますが、まずは SPITFIRE か BONES から選んでみましょう。
【ウィール・関連ブログ】
■ STEP4 / BEARING(ベアリング)を選ぶ
次はベアリングです。
ベアリングはスケボーのスピードに直結する大事なパーツです。
せっかく他のパーツをプロ仕様で組んでもベアリングがイマイチだと完成度が低くなってしまいます。
ある程度値段に比例して品質は変わってきますが、下記を見て自分に合ったベアリングとの付き合い方を見つけてください。
良い状態をキープして乗れる2つのパターンをご紹介します。
1)高精度のベアリング(8,000円〜)を手入れして乗り続ける
どんなベアリングもチリや埃が入ると回転が悪くなりますが、ベアリングクリーナーで綺麗に洗浄し、専用のオイルを足すことにより回転が生き返ります。
ベアリングを育てる感覚に近いので、チューンナップが好きな人におすすめ。
高頻度(週に4日以上)で乗る方は1〜2ヶ月に一度のペースで洗浄しましょう。
2)コスパの良いベアリング(3,000円程度)を具合が悪くなったら買い換える
回転が悪くなったら交換!常に新品の様な乗り心地をキープし、トラブルも少なくメンテナンスも不要。
手間が掛からないのでメンテナンスが苦手な方におすすめ。
高頻度(週に4日以上)で乗る方は4〜6ヶ月に一度のペースで交換しましょう。
こちらを踏まえ、自分に合ったベアリングを選びましょう。
今回は当店で人気のブランドをご紹介します。
ボーンズベアリング(BONES BEARING)
“不動の人気を誇る老舗高級ベアリングブランド”
工業規格”ABEC”の表記はなく、スケートボード専用に設計されており、ベアリングの頂点に君臨し続ける SWISS シリーズはスピード、耐久性ともに最高品質。
【SWISSシリーズ】 スイスで生産された BONES 最高峰モデル
SWISS : Bones Skate Ratedに基づけられた設計とスイスの精密製造技術の組み合わせにより生まれた高品質なベアリング。SWISSシリーズのスタンダードモデル。
SUPER SWISS 6 : 通常ベアリングは7つのボールで構成されているが、ボールを6つに減らし直径を大きくすることで、より高速で高い耐久性を実現したベアリング。
SWISS CERAMICS : SWISSをベースにセラミック製のボールを使用し、より軽量で強度が高く、鉄球に比べ錆、熱変形にも強い。寿命も長く、間違いなく最高級品。
《REDSシリーズ》BONES 技術を持ったリーズナブルな中国生産モデル
REDS : BONES BEARINGで最もリーズナブルなモデル。SWISSと同じくBones Skate Ratedに基づけられた設計で中国で製造。出荷前の品質チェックも二度行われ、低コストながらもハイパフォーマンスなベアリングとしてベストセラーとなっている。
REDS BIG BALLS : 摩擦抵抗が非常に少なく、最高品質で作られていて BONES SUPER SWISS 6 と同デザイン仕様のリーズナブルな中国製バージョン
SUPER REDS : REDSをベースにし、さらにボールやレールの表面仕上げにこだわった静かでなめらかな乗り心地。同価格帯のベアリングの中で最も優れたベアリングになるよう設計されている。
SUPER REDS CERAMICS : REDSをベースにセラミック製のボールを使用し、軽さ、スピード、耐久性、耐錆性、コストパフォーマンスを高めている。中国製の為、SWISSに比べ安価。
ニンジャベアリング(NINJA BEARING)
“日本が世界に誇るベアリングブランド”
国内はもちろん、国外のスケーターもサポートし、国内のシェアはBONESと並ぶ。
工業規格”ABEC”表記で主に ABEC 3 / 5 / 7 で分けられる。
【スタンダードシリーズ】
ABEC 3 / 5 / 7 : 数字が大きくなるほどベアリングの精度が高くなり、スピードが持続しやすい。
SUPER RAIJIN (雷神) : ABEC7のボールとレールの隙間を僅かに広げ、よりスピードに特化した構造。ベストセラーモデル。
SUPER BADDEST : SUPER RAIJIN をベースに摩擦抵抗を極限まで抑えた SUPER BADDEST OIL を使用したベアリング。
たかがベアリング、されどベアリング。
実際に乗ってみると違いを実感できるので色々試してみてください。
【関連ブログ】
■ STEP5 / GRIPTAPE(デッキテープ) / BOLT(ボルト)を選ぶ
機能とは直接関係ありませんが、自分のスケートボードを彩るスモールパーツも大事です。
他の人と被りたくない方は カラーデッキテープ、カラーボルト などをオススメします。
スケートボードのアクセントになるので、さり気無いオリジナリティーを演出できます。
ボルトのカラーリングなどで、ノーズとテールを見分ける事もできるので、一石二鳥なアイテムです。
【スケートバッグ】
スケートボードがスッポリ入る持ち運びに便利な不織布生地のスケートバッグが付属します。
別売になりますが、もっとしっかりとしたスケートバッグをご希望の方は、こちらがおすすめです。
FUTURA PACK SHOULDER 2
CALIFORNIA STREET スケートボードバッグ FUTURA PACK SHOULDER 2
についてさらに詳しく ↓ ↓ ↓
その他、スケートボードが収納できるスケートバッグも多数取り揃えております。
■ まとめ・最後に、
長々とご説明致しましたが、何を選んでも正解、不正解が無いのがスケートボードです。
スケートボードは自由です。
合わせるサイズさえ間違わなければ、気に入ったもので組み立てて問題ありません。
あまりに決められない場合は、かっこいいスケーターを見つけてセッティングを真似てみるのも面白いかもしれません。
ほんの些細な疑問でもご相談をお受け致しますので、電話、メール、店頭等でなんなりとお問い合わせください。
ネットショップにあるものは全て店頭でもご購入いただけます。
来店でもネットでも最後までしっかりとサポートさせていただきます。
【よくあるご質問と答え】
- おもちゃ屋、量販店で売ってるスケートボードと何が違いますか?
- 安いものが多数出回ってますが、基本的に1万円以下のスケートボードはメーカー品ではなく、規格も違うものが多いのでお気をつけ下さい。
- 初心者用のスケートボードってどんなものがありますか?
- 当店で扱っているスケートボードに初心者用、上級者用という区別はありません。全て、スケートボード専門メーカーが生産する品質の高いものになります。
- スケートボードのパーツ名称は?
- こちらの 【スケートボードのパーツ名称】ブログ をご覧下さい。
- デッキのサイズを選ぶにあたって、身長、足のサイズは関係ありますか?
- 人それぞれの好みにより異なるので関係はありませんが、身長150cm以下のお子様は子供用をお選び下さい。
- デッキのサイズはどれを選べば良いですか?
- 決まりはありませんが、男性は8.0インチ前後、女性は7.75インチ前後がオススメです。
- トリック用とクルーザー(街乗り)用の違いはなんですか?
- ウィールの硬さによって分かれます。トリック用が硬いハードウィールで、クルーザー用が柔らかいソフトウィールになります。
- トラックは HI と LO で何が違いますか?
- 車高の違いです。重心が低い(LO)は安定性があり、車高の高い(HI)は可動域が大きくターン性に優れます。
- どっち足を前にしてスケートボードに乗れば良いですか?
- シックリくる方で問題ないですが、基本的には利き足が後ろの人が多いです。
- 来店時、コンプリートセットを組むのにどのくらいの時間がかかりますか?
- 混雑状況によりますが、1台約15分前後でお渡しできます。
- キック、コンケーブはどのように選べば良いですか?
- 特に気にすることはありませんが、平均的な【中】をおすすめします。
実際に色々相談しながらスケートボード(完成品)を選びたい、という方は是非ご来店下さい。
当店は、全スタッフがスケーターで構成されています。
遠くてご来店できないお客様、チャットでもお電話でも、お気軽にお問い合わせ下さい。
営業時間:12時〜19時
【スケートボードのカリフォルニアストリート】
株式会社カリフォルニアストリート
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